プロジェクトをリリースする¶
リリースをパッケージ化する¶
export
コマンドはリリースのパッケージを作成するために使われます。
すなわち、ブランチの中のファイルとディレクトリをコピーしてそれらを真新しいディレクトリもしくはアーカイブファイルのパッケージを作成します。
たとえば、このコマンドは最後にコミットされたバージョンを tar.gz
アーカイブファイルにパッケージ化します:
bzr export ../releases/my-stuff-1.5.tar.gz
export
コマンドは下記に示されるアーカイブのタイプを作るためにアーカイブファイルの接尾辞を使います。
サポートされるフォーマット 拡張子で自動検出 dir (none) tar .tar tbz2 .tar.bz2, .tbz2 tgz .tar.gz, .tgz zip .zip
最新のリビジョン以外のリビジョンをパッケージにすることを望むのであれば、 -r
オプションを使います。
アーカイブ内部のrootディレクトリを調整したいのであれば、 --root
オプションを使います。
export
によってサポートされるオプションの詳細については
オンラインヘルプもしくはユーザーリファレンスを参照してください。
リリースをタギングする¶
リリースのパッケージを作成するために使われたバージョンを覚えるよりも、
tag
コマンドを使ってバージョンのためのシンボルを定義する方が便利です:
bzr tag version-1-5
リビジョンの識別子が必要なときはいつでもそのタグを使うことができます:
bzr diff -r tag:version-1-5
ブランチの中で定義したタグの一覧を見たい場合、 tags
コマンドを使います。